インドカリー 夢屋 (浅草)
2003.3.13(木)
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チキンカリー(880円) ※ランチ
赤~赤褐色のソースはスープ状ややトロトロ。非常にあっさりしていて、ほんの一瞬、物足りなさを覚えかけるが、すぐにスパイスの風味と、奥深いコクが追いかけて来る。気がつくと夢中で食べている。スパイスはホールのものが見え隠れし、クローブ(やや強め)やコリアンダー、シナモン等々が芳しい香りを放っている。骨つきチキンにもスパイスが染みてうまーい。
ここのライスは、スパイスを使い日本米をやや固めにぱらりと炊き上げている。これがサラサラのソースと非常によくマッチして、えも言われぬうまさ。
ランチタイム(~昼3:00)にはサモサが2個ついてきてお得。他に、タンドールで焼くチキンの香味焼き(980円)やビリアニ(インド風ピラフ・760円)もお薦め。
マトンカリー(860円)
スパイスライス付き。別にマサラ(ベジタブル・チキン・エビ・マトン)があり、こちらは「ナンにも合う野菜とスパイスでとろみを付けたカリー」とある。こちらはナンかスパイスライスかを選べる。
ライスはこの店特有のスパイスライス。仕上げに数種のスパイスを使ったスープでライスを洗ってオーブンで水分を飛ばしながら炊き上げたもの。表面がツヤツヤで食欲を誘う。近いものは「ハヌマーン」にも見ることができる。両店は同じルーツを持つのだが、ハヌマーンではライスの中にホールスパイスを残すことで、個性の強さを出している。寡聞ながら他にこういうライスを出す店を知らない。
ソースは最初は物足りなさを覚えるくらいあっさりとしている。しかしソース・スパイスライス・マトンを口に含みゆっくりと噛み締めると、徐々にスパイスとうまみのハーモニーが聞こえてくるはずだ。そうなったらもうスプーンを持つ手が止まらない。無中で食べ切ってしまうだろう。赤褐色でサラサラのソースは、ライスにかけると繊維状になったタマネギなどの野菜が固形成分として表面にとどまり、それ以外のスープ成分がサッと下に沈む。この両方がスパイスライスに上から下から絶妙に絡まり、得も言われぬうまさを創り出す。
具のマトンは5ミリほどの厚さで、適度な歯ごたえはあるが食べやすい。なかなかジューシィで味もよく、このスパイシィなソースと絡めて食べることで、より一層のうまさが引き出される。ホールで煮込まれているブラックペッパーもより深い味わいを感じさせてくれる脇役だ。
目立たない場所にひっそりと立つ名店。浅草に来たらまずはここだろう。
マトンマサラ辛口+スパイシーライス(1050円)
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マサラはナンにも合うとメニューにある。それでもここのスパイシーライスのうまさに負けて、今回もやはりライスにしてしまった。
通常のソースに比べると結構ドロッとしている。とは言ってももちろんルゥのそれではなく野菜などが煮溶けた感じのもの。あっさりとした味わいだが、コクと甘みがある。
ここにスパイスの魔法がかかる。ホールのスパイスもふんだんに使われ、インパクトがある。それでいてしみじみうまい。そして爽やかな辛さが後から追い駆けてくる。僕には辛口が合っているようで、実にちょうどいい刺激・満足感・食後感。
マトンがソースと融合して、一体となった味わいはすばらしい。さらに脂身のついた皮も煮込まれていて、マトン特有のクセのある味がある。これまたスパイスによって程よい食べ応えに昇華されているのも魅力的だ。マトン好きにはこれくらいのクセが実にちょうどいい。次に食べたいメニューは「ラム骨付きカリー・辛口」で決まりかな。
インドカリー 夢屋 (浅草)
住所:東京都台東区浅草1-35-8
定休日:水曜
営業時間:11:30~15:00(L.O.)/16:30~20:00(L.O.)
This entry was posted on 木曜日, 3月 13th, 2003 at 12:00 PM and is filed under 01.東京都, カレー全般, 台東区. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.


