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伽哩ばか三級

2002.1.5(土)

糸力 (富士吉田)

マドラスカレー(650円) ※夜はカレー全品800円

店内には実にいろいろなスパイスの香りが漂う。回りに運ばれてくるカレーの種類によって、日本のカレー専門店も香り、インド料理店の香り、スリランカ風の香りなどなど。自分が今どこにいるのかという、不思議な感覚にとらわれる。
マドラスカレーのソースは黄褐色でトロトロ、濃度やや低め。骨なしだが実に柔らかい地鶏がうまい。皮つきのままよく煮込まれて、コクがあって、ソースとの相性もいい。
スパイスは粗挽きで香ばしくバランスもいい。ただちょっと僕にはニンニクが余計に感じられた。
ライスはカップで型を使って盛りつけられていて、割と多め。クコの実がトッピングされていて、赤色が映えている。
一口目はやや甘みが邪魔に感じられたが、食べ進むにつれてそれを含んで全体の調和が取れてくる。さすが計算されているな、という印象。
どのカレーをとっても、微妙にアレンジがされていて、日本のカレーというか糸力のカレーに仕上がっているのはさすが。そう、インドカレーとしてうまいのであれば、ここまで来ないでも替わりの店はたくさんある。でも糸力のカレーは糸力にしかないのだ。来れてよかった。

カシミールカレー(650円)

スパイスが立っていて、刺激的な辛さ。ソースは濃褐色でやや濃度が高めか。食べた中で、いちばん日本風にアレンジされてる感じもする。やや酸味が強めに感じられて、僕の好みからするともうひとつ。と言っても、この店のラインナップの中では、という話(7種類中4種類だけど)。決しておいしくないわけじゃないので念のため。

ココナッツカレー(650円)

一口食べた感想だと、これがいちばん好みだと思った。食べ切った感想ではマドラスが上だったが、こちらもちゃんと1杯食べてみないと評価は下せない。
こちらはネーミングからタイカレーのような感じをイメージしていたが、スリランカにより近い感じ。
ソースは黄褐色で割とサラッとしているが、香りとコクが見事なバランスだ。
スパイスはホールでふんだんに使われ、遠くからでも香りが漂ってくる。一口目は甘みを前面に感じるが、次第に全体を包み込んでゆくバランスが感じられる。スパイスやココナッツミルクの使い方が、非常にうまいと思う。
肉はポークの角切りでやや固いが、噛み締めるとうまみが感じられる。悪くないが、個人的にはマドラスの地鶏の方が好み。
でも次に1杯食べるなら、これかも。

ビーフカレー(650円)

いちばん日本風のようなことが書いてあったが、かなりスパイスの強い個性的なカレー。ソースは褐色でトロトロ。やや味が濃い目ではあるが、全体のバランスではOK。ここはライスが多めなので、これくらいの味付けと辛さでワシワシと食べるのが合っている。なのでトータルではOK。やはりさすがのレベルと言える。

糸力 (富士吉田)
住所:山梨県富士吉田市下吉田589-3
定休日:水曜夜
営業時間:11:30~13:30/17:00~22:00


This entry was posted on 土曜日, 1月 5th, 2002 at 12:00 PM and is filed under 13.山梨県, カレー全般. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.

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