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伽哩ばか三級

2002.11.16(土)

ガネーシャ (本山)

チキン(850円)

ここのお勧めは3色カレーセット(1480円)だが、今回は数名で行ったのでバラバラに頼んでみることにした。
店内に入るとTVチャンピオンのカレー職人王選手権のゼッケンが飾られている。なんとなく(勝手に)親近感を覚える(爆)。ちなみにこのときの優勝は「パク森」だそうだ。
ここのご主人は洋食出身だとか。でも店名は「ガネーシャ」(シヴァ神の息子)……味わいもインド風。この店ではインドの調理法に加えて、ブイヨンを使う。こうして洋食とインド料理のいいとこ取りとなればいいのだが……僕は店を訪れる前からちょっと不安だった。ブイヨンがインド料理のいいところをスポイルする可能性もあるからだ。
食べてみての感想は、その中間というところか。ばっちり決まってもいない代わりに、ダメというわけでもない。うーん……悪く言えばどっちつかずという印象。
もちろんこれは僕の個人的な好みに他ならない。まったく別の印象を持つ人もいるだろう。インド料理はそのシンプルな調理法であっさりした味わいを生み出すものと感じている。とくにスパイスの組み合わせの妙を楽しみたければ、味そのものはシンプルであるべきだ、と個人的には考える。そう考える僕にとって、ここのカレーが中途半端に感じられるのは自明なことなのだ。
とはいえ、その重層的な味作りの手法そのものを否定するわけではない。事実、日本人全般には受けがいいと思われるし、そういう意味では「いいとこ取り」を実現しているかもしれない。

チーズとほうれん草

もうひとつおもしろかったのは、「カレーをフォークで食べる」という試みだ。はじめは「なんのこっちゃ」と思っていた僕も、その味わいの違いに驚かされた。インドの作法である右手だけで食べる感覚に、ちょっと似ていると思ったのだ。
スプーンは唇の形にぴったりと密着するような曲線を持ち、金属の表面を舐め取るように料理を口に入れる。それに対してフォークを使うことで違うのは、一度に取れる量が少ないこと。そしてそれを舐めるのではなく、口の中に「置いてくる」感じ。
こうすることで、料理の味わいをより深くゆっくりと楽しむことができるように思った。これが日本風のカレーにも応用できるかどうかは試していないが、実におもしろい目の付け所だと思う。

ガネーシャ (本山)
住所:愛知県名古屋市千種区東山通1-33 エイブル本山1F
定休日:水曜
営業時間:11:00~22:00(21:30 L.O.)


This entry was posted on 土曜日, 11月 16th, 2002 at 12:00 PM and is filed under 05.愛知県, カレー全般. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.

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