baka::ramen

ばかラーメン

2002.1.5(土)

でび (渋谷) ※移転

ラーメン(700円)
日本TVの「生ダラ」の企画で、デビット伊東が日本一のラーメン店を目指すというもの。6月の日本TV内での試食会に続いて今回、正式な店舗で食べてきた。
番組では「立ち食いにする」という話だったが、綺麗な店内にはテーブル席もあって、意外にゆったりした感じ。空調もちゃんと効いていて快適だ。またグラスも凝っていて清涼感がある。そういえばドンブリは憲さんデザインのものでシンプルでかわいい感じ。レンゲもおそろい。販売してたら買ってしまいそう(笑)。
開店直後で、試食会の際のちょっとコクのないスープが頭をかすめた。が、ちゃんと修正してきてる。あっさり目ではあるが、コクと旨味のバランスがよく、ラーメンとして完成された味に仕上がっている。試食会で百杯目を食べたときのようなうまさが、いきなり開店から提供されているのには、正直言って驚いた。
たとえて言うなら「洋風トンコツ」(ちょっと無理があるけど(^^;・・・)とでも名付けたい。野菜中心のあっさり目のスープに、コクのあるトンコツをブレンドしたようなスープだ。実際に大根等の野菜も入っている。ある程度、人を選ぶ味かも。
また、チャーシューは脂身つきのもも肉。実に柔らかく、スープに合っていてうまい。ただ普通のチャーシューだと思って食べると、味が複雑で違和感があるかもしれない。下味の段階で、いろんな材料を使ってるんだろうなぁ。このチャーシューが、塩味の中でいい感じに主張して、おもしろい構成になっている。具は、煮込まれた野菜類と青ネギ。実にさっぱりとしている。夜食べると、きっとまた別の味が発見できそうだ。そして麺。デビが一所懸命あげている。これは状態は完璧。実に言い茹で具合だ。ちょっとだけ柔らかめで、コシはしっかりとある。喉越しが非常によくて、このスープとの相性もバッチリだ。また、今日もデビの気配りは素晴らしい。
いやぁ、よくこんな個性的で、しかも完成度の高いラーメンを作ったもんだ。脱帽だ。ただ問題は、今後このレベルの味・接客を維持していけるのか、という一点に尽きると思う。そういう意味でも、また必ず食べに行く。はまったわ、これ。

ラーメン(700円)+替え玉(150円)
夜、再挑戦。時間帯が違うとスープの状態はどうなのか、その他いろいろ気になって。まずはスープ。まったく変わらないぞ。実はもうちょっと濃くなってるのを期待してたんだけど、よく考えたらこの人数。同じ釜をずっと炊き続けてるわけじゃないんだろうね。地下はスープ等の仕込みのために借りてるみたいだし、複数の釜で準備してるのね。スープの安定っていう意味では、実にちゃんとしてる、とも言える。
麺の状態は、昼よりもやや固め。僕的には昼間の茹で加減の方が好みかなぁ。スープに合ってるというか。・・・って、麺あげしてるの河原さん(一風堂)じゃないかぁ。ひぇー、文句つけてすびばせんですー。デビは、中坪さん(同じく一風堂)と一緒にホールをやってる。そりゃこの長丁場でとぎれなく行列してるんだし。ずっと麺あげしてたら、もつわけがない。
さて、替え玉を頼んでみる。心配な点は二つ。一つめは、この太さの麺だとタイムラグがあり過ぎるんじゃないか、という点。これは、ラーメン用に茹でてる麺を、臨機応変に替え玉に回すことで、それなりに対応していた。ふむふむ。
もう一つ。このあっさりしたスープで、味を足すタレもない。薄くなるんじゃないか。こっちはまさに心配が的中。かなーり薄まっちゃった。更に、もともとが繊細なバランスを保ってるだけに、茹でたての麺が入ることで、全体の構成が崩れてしまうという欠点もある。これは絶対に改善策が必要だと思うなぁ。

チャーシュー丼(700円)
この店のチャーシュー丼は、サイドメニューでなく、フルサイズの丼物。石橋貴明率いる「ぐうたら三銃士」がデビのラーメンに対して突きつけた挑戦状。つまり「対決メニュー」なのだ。なので1週間限定。この1週間、ラーメンとチャーシュー丼、それぞれの杯数がカウントされる。
さて。チャーシューはやや大きめで、厚みのあるものが4枚。ロース肉を柔らかく仕上げてあって、脂の入り方もちょうどよく、すごくおいしい。これは結構いい肉を使って、短時間で柔らかく仕上げてある感じ。だから肉の旨味とかジューシィさがまったく損なわれることなく、上質のチャーシューに仕上がっている。まぁこれも杯数が出て、回転がよくないとできないんだろうけど。
チャーシュー自体の味付は、飽くまで軽めに。その分、ごはんの方にタレを多めにかけて、天丼のようなバランスで。これはこれでおいしいんだけど、ご飯にかかるタレがちょっと単調な旨味で、やや物足りない。と言って、味の濃さはこれでギリギリ。このタレでも、チャーシューの方に濃い目の味付がしてあって、それをご飯と絡めて食べるなら、これくらいで十分なんだろうけど。ちょっとだけ不満。
ただ、キャベツが肉とご飯の間を取り持つというアイディアはいい。このキャベツのお蔭で、まだ、全体の味がバラバラにならずにまとまってる。
全体として 700円はやや高いという印象だが、食べる価値はあり、と思う。これのハーフサイズを 400円くらいで、ずっとやってくれないかなぁ。あっさり味のラーメンと、味濃い目のチャーシュー丼のセットで 1,100円。渋谷ならいい線だと思うけど。あ、でもチャーシューがラーメンのとは全然別物だから、別個にし込まなきゃいけないのね。でもでも希望。

でび (渋谷)
住  所:渋谷区道玄坂2-16-3 ゆう文ビル1F
電話番号:
定  休:月曜
営業時間:11:00~23:00(スープ切れまで)

This entry was posted on 土曜日, 1月 5th, 2002 at 12:00 PM and is filed under 01.東京都, 渋谷区. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.

One Response to “でび (渋谷) ※移転”

  1. No.1
    Tom Says:

    「でび」は開店したすぐに2回行きました。
    ラーメンは薄味でしたがそこそこ美味しかったです。
    具に大根が入っていたのは驚きました。
    石橋チャーシュー丼も美味しかったです。
    今は、品川区東中延で営業しています…一度だけ行きました。

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